7. Material 詳細画面

注釈

本章は Quloud Ver.7.0 を対象としています。記載内容の確認日は 2026 年 9 月 8 日です。



7.1. 概要

Material 詳細画面は、1 つの Material に関わるものをすべてまとめた画面です。 プロジェクトのマテリアル一覧、またはホーム画面の「マテリアル」タブから 名前を押すと開きます。

画面は左のメニューで 4 つに切り替わります。

Material 詳細画面の左のメニューを展開した状態。上から「プロパティ」「ジョブ」「マテリアル」「ファイル」の 4 項目が並び、いちばん下に「削除」がある。プロパティが選択されている。

図 7.1 左のメニュー(ホバーで展開した状態)

メニュー

内容

プロパティ

初期構造と、登録した Property が並びます。既定で開くペインです。

ジョブ

この Material から作られた Job の一覧と、Job の詳細です。

マテリアル

この Material の作成元と、この Material から作られた Material です。

ファイル

入出力ファイルの一覧です。

削除

Material を削除します。

注釈

左のメニューはアイコンだけの状態で表示されており、マウスを乗せると項目名が 現れます。



7.2. プロパティ

既定で開くペインです。Material の名前・説明と、初期構造が並びます。

Material 詳細画面のプロパティのペイン。上部にパンくずと「マテリアル名 Si2」の行、その下に説明の欄がある。「Initial Structure」の見出しの右に「モデリング」「ジョブ作成」のボタンがあり、その下に原子構造の 3D ビューアと、格子定数・角度・体積・空間群・対称操作数・原子サイト数を並べた「結晶構造」の表が並んでいる。

図 7.2 プロパティのペイン


7.2.1. 名前と説明を変える

「マテリアル名」の行と「説明」の枠にある鉛筆のアイコンを押すと、その場で編集できます。 Enter で確定、Esc で取り消しです。


7.2.2. 初期構造を見る

「Initial Structure」には、登録した原子構造が 3D で表示されます。

  • ドラッグで向きを変えられます。マウスホイールで拡大・縮小できます

  • 右上の拡大アイコンで画面いっぱいに表示できます

  • 右側には構造から計算された情報が並びます。結晶では「結晶構造」(格子定数・ 空間群など)、分子では「分子構造」が表示され、いずれにも「化学構造」と 「原子情報」が付きます

見出しの右にある 2 つのボタンから、次の操作に進みます。

  • モデリング — 構造を加工して別の Material を作ります(モデリング の章)

  • ジョブ作成 — この構造で計算 Job を登録します(計算 Job の登録 の章)


7.2.3. 登録した Property

初期構造の下に、Property として登録した結果がグループごとに並びます。 登録の方法と操作は Property の章で説明します。



7.3. ジョブ

この Material から作られた Job の一覧です。

Material 詳細画面のジョブのペイン。「ジョブ一覧」の見出しの下に、名前・説明・ソフトウェア / 計算種別・状態・更新日時・作成日時・作成者の列を持つ表があり、1 件のジョブが Succeeded で表示されている。各行の右端に「⋮」がある。

図 7.3 ジョブのペイン(ジョブ一覧)

名前を押すと、その Job の詳細に移ります。詳細画面の中身は次の章で説明します。

節

説明している章

ジョブ概要・計算リソース

計算 Job の実行 の章

Results

計算結果の可視化 の章

入力

計算 Job の登録 の章

ログ・ファイル

入出力ファイルとログ の章

各行の右端の「⋮」から、その Job に対する操作ができます。

項目

動作

実行

Status が「Registered」の Job にだけ出ます(計算 Job の実行 の章)。

キャンセル

Status が「Submitted」「Prepared」「Running」の Job にだけ出ます。

説明

Job の説明を編集します。

編集

ジョブ名を編集します。

削除

Job を削除します。

注釈

Ver.6.1.2 以前に作成した Job と、Ver.7.0 で作成した Job とでは、Job 詳細画面の 「入力」の表示が異なります。詳しくは 仕様 の章をご参照ください。



7.4. マテリアル

この Material が何から作られたか、この Material から何が作られたかを表示します。

Material 詳細画面のマテリアルのペイン。「作成元マテリアル」の見出しの下に、マテリアル名・作成元ジョブ・解析結果の列を持つ表があり、マテリアル名に Si2 のリンクが 1 件表示されている。作成元ジョブと解析結果は「-」になっている。

図 7.4 マテリアルのペイン(作成元マテリアル)

節

内容

作成元マテリアル

この Material のもとになった Material です。モデリングで作った場合は もとの Material が、計算結果から保存した場合はその Job と結果も並びます。

派生マテリアル

この Material から作られた Material です。

該当するものが無い節は表示されません。



7.5. ファイル

Material と Job の入出力ファイルの一覧です。

Material 詳細画面のファイルのペイン。上部に「ジョブを選択」の選択欄があり initial が選ばれている。その下の「ファイル」の表に、種別・名前・表示・ダウンロードの列があり、rsdft.in、sysinfo.json、al_fcc.cif、rsdft.atom の 4 件が Input として並んでいる。右上に「一括ダウンロード」がある。

図 7.5 ファイルのペイン

  • 上部の「ジョブを選択」で、Material 自身(initial)とこの Material の Job を切り替えます

  • Job を選ぶと「入力ファイル」「出力ファイル」の切り替えが現れます

  • 「表示」でファイルの中身を確認できます。「ダウンロード」で 1 件ずつ、 「一括ダウンロード」で ZIP にまとめて取得できます

ファイルの中身については 入出力ファイルとログ の章で説明します。

注釈

ファイルを編集できるのは、Status が「Registered」の Job の入力ファイルだけです。 Material 自身のファイルは Ver.7.0 では編集できません(閲覧のみ)。 実行前の Job の入力ファイルを直接書き換えれば、画面に用意されていない 細かい設定でも計算できます。



7.6. Material の移動と削除


7.6.1. 他のプロジェクトへ移動する

「マテリアル名」の行の右端にある「⋮」から「他のプロジェクトへ移動」を選び、 移動先のプロジェクトを指定します。その Material を使っている Job も一緒に 移動します。


7.6.2. 削除する

左のメニューのいちばん下にある「削除」、または「マテリアル名」の行の「⋮」から 「削除」を選びます。

警告

Material を削除すると、その Material を使っている Job もすべて削除されます。 削除ダイアログに対象の Job が一覧されるので、確認のチェックを入れてから 「削除」を押します。

参加していないプロジェクトの Job がその Material を使っている場合は削除できません。 そのプロジェクトのメンバーに依頼してください。